「何時に会場へ着けばいい?」「昼食はどこで取る?」「スマートウォッチは使える?」と、介護福祉士国家試験は問題以外にも気になる点が多いものです。結論からいうと、当日は受験票に書かれた入室時間を基準に逆算し、指定会場へ公共交通機関で向かい、案内された座席で午前・午後の筆記試験を受けます。必要な持ち物は多くありませんが、使える筆記具や時計には細かな制限があります。本記事では、朝から終了後までの流れ、前日にそろえる物、昼休みの過ごし方、スマートフォンの扱い、交通トラブルや体調不良時の動きまで整理しました。介護現場で早番・遅番・夜勤がある方が、前日の勤務調整をいつ相談するかも具体的に紹介します。試験日・時刻・入室方法は年度や受験パートで変わるため、最後は必ず最新の受験票と社会福祉振興・試験センターの案内を照合してください。
介護福祉士試験当日の流れを朝から終了まで確認

第39回の試験日は令和9年1月31日(日)です。当日は「出発前の確認」「会場へ移動」「入室」「午前・午後の試験」「退室」の順で進みます。全パートか不合格パートのみかを受験票で確かめるのが出発点です。
朝は受験票・交通情報・公式のお知らせを確認する
起床したら受験票を見て、試験会場名、最寄り駅、入室できる時間、自分の受験パートをもう一度確認します。同じ地域に似た名称の会場があることも想定し、地図アプリの目的地は施設名だけでなく住所まで照合してください。悪天候や交通機関の乱れがある朝は、試験センターの公式サイトに緊急のお知らせが出ていないかも見ておきます。
移動は、受験票で案内された公共交通機関を使うのが原則です。公式案内では自家用車での送迎を控え、近隣店舗や施設の駐車場を使わないよう求めています。一方、会場には入室時間前の待機場所がない場合があります。余裕を持つことは必要ですが、早く着きすぎたときに駅や周辺の許可された場所で過ごす方法も考えておくと、寒い屋外で長時間待たずに済みます。
入室後は座席と受験番号を確かめて説明を聞く
会場入口では試験室案内、試験室入口では受験者座席表を受験番号で確認します。着席したら、机に貼られた番号と受験票の番号が一致しているか見直し、受験票を通路側の机上へ置きます。同じ会場で別の試験が行われる可能性もあるため、「介護福祉士国家試験」の試験室かどうかまで確かめましょう。
第39回の通常時間で全パートを受験する人は、Aパートが10時から11時45分、B・Cパートが13時40分から15時35分です。午前は試験開始より前に入室が締め切られ、注意事項の説明が始まります。受験上の配慮や試験時間の延長が認められた人は終了時刻が異なります。ここで示す時刻より、本人に届く最新の受験票と案内を優先してください。
午前試験・昼休み・午後試験を経て終了する
午前の試験では、問題用紙と解答用紙の配付後に監督員から記入方法や注意点が説明されます。合図があるまでは問題を開かず、開始後は問題番号と解答欄のずれに注意して進めます。終了の合図があったら筆記具を置き、解答用紙の回収と枚数確認が終わるまで指示を待ちます。
午前の終了後は昼食と休憩です。午後も受験する人は、指定された再入室時間までに食事、トイレ、筆記具の確認を済ませます。午後はB・Cパートを続けて受ける人、BまたはCだけを受ける人などで終了時刻が異なります。自分の終了時刻を周囲の受験者の動きで判断せず、受験票と監督員の案内を基準にしてください。最後も解答用紙の回収が完了してから退室します。
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験 受験の手引」
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験 試験当日の注意事項」
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受験票と持ち物は前日までにそろえる

当日の朝に探し物をしないよう、持ち物は前日の夕方までにかばんへ入れます。介護職は早番・遅番・夜勤など勤務帯が一定でないため、仕事帰りに文房具店へ寄る前提ではなく、数日前に準備を終えておく方が現実的です。
机上に置ける必須の持ち物を確認する
第39回の公式案内で机上に置けるのは、受験票、HBの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック消しゴム、条件に合う鉛筆削り、腕時計です。鉛筆とシャープペンシルは、芯が折れたり詰まったりした場合に備えて複数用意します。消しゴムも普段使っている物とは別に、角が残った物を一つ加えると細かな修正をしやすくなります。
ボールペンはマークシート用に使えません。鉛筆削りも電動式、大型、カッターなど刃物に当たる物は不可です。腕時計は時計機能だけの物を選び、置時計やスマートウォッチは避けます。アラームも前日中に解除し、朝に鳴らないか確認してください。机上へ置ける物は年度で変わる可能性があるので、自己判断で追加せず最新案内を優先します。
昼食・防寒具・上履きなど会場別の物も用意する
昼食と飲物は各自で準備します。会場周辺のコンビニや飲食店は混雑したり、移動に時間がかかったりするかもしれません。おにぎりやパンなど普段食べ慣れた物を前日までに決め、飲み慣れた飲料と一緒に用意すると、昼休みを移動だけで消費せずに済みます。ごみを持ち帰る袋もかばんへ入れてください。
試験は冬に行われることが多く、会場や座席によって室温の感じ方が違います。脱ぎ着しやすいカーディガンや上着、必要ならひざ掛けを用意すると調節しやすくなります。上履きと靴袋が必要な会場は受験票に記載されるため、該当する人だけ忘れずに追加します。薬や眼鏡など日常的に必要な物も確認し、試験中の扱いは監督員の指示に従いましょう。
介護現場のシフトと会場までの経路を早めに整える
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどで夜勤がある人は、試験直前のロング夜勤や明け勤務を避けられるか、勤務表が決まる前に上司へ相談します。「国家試験日の前日は休みを希望したい」「少なくとも遅番や夜勤を外せないか」のように、必要な日と勤務帯を具体的に伝えると調整内容が明確です。希望が必ず通るとは限らないため、施設のシフト希望締切を先に確認しておきます。
経路は通常ルートだけでなく、電車が止まった場合の別路線やバスも調べます。ただし公式案内では、試験会場内の下見や会場となる学校・施設への電話での道順照会は認められていません。受験票の案内図、交通機関の公式情報、地図サービスで確認し、会場へ直接問い合わせるのは避けてください。
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「試験当日の注意事項」
引用元:公益社団法人日本介護福祉士会「準備で安心!前日チェックリスト」
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会場到着後の入室と試験中のルールを押さえる

会場では国家試験のルールを優先します。特に通信機器と終了合図後の動作は結果に関わるため、監督員の説明を聞き逃さないようにします。
入室時間内に正しい試験室と座席へ着く
第39回では、午前のAパートを受ける人は8時30分から9時20分まで、午後のB・Cパートなどから受ける人は12時45分から13時10分までに入室する案内です。説明は午前が9時25分、午後が13時15分から始まります。あくまで第39回の時刻なので、自分の受験票に異なる記載があれば受験票を優先してください。
入口で迷ったときは、会場の掲示を確認して運営スタッフへ尋ねます。試験室とトイレ以外へ立ち入らず、席に着いた後は受験番号を二重に確認します。トイレは説明開始前に済ませ、試験中に具合が悪くなったり離席が必要になったりした場合は、勝手に席を立たず手を挙げて監督員の指示を受けます。
スマートフォンとスマートウォッチは電源を切る
携帯電話などの通信機器は、会場内で使用せず電源を切ってかばんへ入れます。単にマナーモードにするだけではなく、電源を完全に切る操作を事前に確認しておきましょう。試験前には監督員の指示で机上へ出し、電源が切れているか確認した後、再びかばんへしまう流れが案内されています。
確認後にスマートフォンを使ったり、身につけたままにしたりすると、不正とみなされて試験が無効になる場合があります。スマートウォッチは腕時計の代わりにならないため、前日から通常の腕時計へ交換します。スマートフォン本体だけでなく、設定した目覚ましやカレンダーの通知が自動で鳴らないよう、アラームを解除してから電源を切ると安心です。
問題番号とマーク欄を合わせて時間を配分する
第39回の全パート受験では、Aパートが105分、B・Cパートが合わせて115分です。配点はAが60点、Bが45点、Cが20点とされています。例えばAパートは75分前後で一巡し、残りを迷った問題とマークずれの確認に使うなど、自分に合う時間配分を過去問演習で試しておきます。午後もBとCの切り替わりを意識し、特定の一問だけに時間をかけすぎないようにします。
わからない問題があれば問題番号へ印を付け、いったん次へ進む方法があります。見直しでは、未記入、二重マーク、問題番号と解答欄のずれを優先して確認してください。終了の合図後も筆記具や消しゴムを持っていることは禁止例として示されているため、合図が聞こえたらすぐ机上へ置きます。
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験 試験当日の注意事項」
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 合格基準」
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昼休みと午後試験は受験パートに合わせて動く

午後の動きは、全パート受験か不合格パートのみかで変わります。周囲に合わせず、受験票のパートと時間を自分で確認してください。
昼休みは食事・トイレ・午後の準備に分ける
午前から午後まで受ける人は、午前の回収が終わってから昼休みに入ります。まず会場の食事場所や再入室に関する案内を聞き、指定された範囲で昼食を取ります。外へ出られるか、同じ座席を使えるかは会場運営に従い、過去の会場体験だけで判断しないでください。
食後は早めにトイレを済ませ、午後に使う鉛筆の芯、消しゴム、腕時計を確認します。参考書を見るなら、これまで間違えた項目をまとめた数ページ程度に絞ると、情報を詰め込みすぎずに済みます。午前の問題について受験者同士で答え合わせをすると気持ちが乱れる人は、静かな場所で休み、午後の開始に意識を切り替えましょう。
全パート受験と一部パート受験の時間差に注意する
第39回では、初めて受験する人、第38回で合格したパートがない人、前回受験が第37回以前の人は全パートを受験します。第38回でパート合格した人は、合格済みを含む全パートか、不合格パートのすべてを受けるかを申込時に選びます。不合格パートの一部だけは選べません。たとえばAが合格、B・Cが不合格なら、BだけまたはCだけの受験は不可です。
第39回の通常時間では、Aのみは11時45分、Bのみは14時55分、Cのみは14時20分、B・Cは15時35分に終了します。AとB、AとCの組み合わせなら、午前と午後の両方に出席します。申込後は受験方法を変更できないため、申込内容と受験票を照合してください。
パート合格制度や組み合わせは今後変更される可能性があります。以前受けた回の時間割や、同僚から聞いた時刻をそのまま使わないでください。受験票で「受験するパート」「午前・午後の入室時間」「終了予定」を確認し、スマートフォンをしまう前に紙へ控えておくと見返しやすくなります。
体調不良や交通トラブルでは自己判断を避ける
試験中に気分が悪くなったら、無理に解答を続けず監督員へ申し出ます。会場へ向かう途中で交通機関が乱れた場合は、交通機関の公式情報と試験センターのお知らせを確認し、運営側の案内に従ってください。遅刻時の入室可否は状況や公式ルールに左右されるため、「何分までなら入れる」といった非公式情報を当てにしない方が安全です。
欠席する場合、試験センターへの電話連絡は不要と案内されています。ただし受験手数料は返還されず、受けなかったパートは採点されません。急な体調不良で受験が難しいときは、安全を優先し、次回は新たに申込手続きが必要になる点も把握しておきましょう。
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験 試験当日の注意事項」
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「パート合格(合格パートの受験免除)のお知らせ」
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まとめ|介護福祉士試験当日は受験票と入室時刻を最優先にする

介護福祉士試験当日の流れで最も優先したいのは、指定会場と入室時刻を受験票で確認し、使用できる持ち物だけを準備して監督員の指示に従うことです。試験問題への備えと同じくらい、迷わず会場へ着き、落ち着いて席に座れる準備が本来の力を出す土台になります。
忘れ物や到着の遅れに気づいたら運営スタッフへ相談する
出発前に受験票が見当たらないときは、探す時間と入室時刻を比べ、早い段階で試験センターの最新案内を確認します。会場へ着いてから忘れ物に気づいた場合や、交通事情で到着が遅れた場合は、入口の運営スタッフへ状況を伝えてください。受験できるかを受験者自身で判断して帰宅せず、公式の指示を受けます。
筆記具の予備、現金または交通系ICカード、会場住所を印刷した紙を用意しておけば、スマートフォンが使えない状況でも動きやすくなります。ただし、身分証明書が受験票の代わりになるなどと決めつけるのは禁物です。必要書類や忘れ物への対応は年度の案内に従い、不明点は試験前の平日に試験センターへ確認しておきます。
試験終了後も受験票と公式発表を確認する
試験が終わっても、受験票は合格発表まで保管します。民間の解答速報で自己採点する場合は参考情報として扱い、正式な合格基準点、正答、合否は試験センターの発表で確認してください。発表日や結果通知の発送日も年度によって異なるため、受験票や最新の受験案内に記載された日程を予定表へ入れておきます。
受験資格欄が「見込」の人は、確定した実務経験証明書、実務者研修修了証明書、卒業証明書など、受験票に示された書類を期限までに提出する必要があります。提出しなければ試験が無効になり、結果通知が発送されないと案内されています。試験後に勤務先や研修機関から取り寄せる書類がある人は、終了した安心感で手続きを忘れないよう注意してください。
前日と当日の最終チェックを一枚にまとめる
前日は、受験票、HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、使用できる腕時計、昼食、飲物、会場によって必要な上履きと靴袋をかばんへ入れます。そのうえで交通経路、天気、起床時刻、勤務シフトを確認し、スマートウォッチから通常の腕時計へ替えます。介護職で夜勤や遅番がある人は、試験直前ではなく勤務表作成前の相談が有効です。
当日の朝は、受験票の会場名と入室時間、公式サイトの緊急案内を確認して出発します。会場では受験番号、座席、通信機器の電源、マーク位置、終了合図の五つに注意してください。年度ごとの情報を受験票で上書きする習慣があれば、古いブログや同僚の体験談との違いにも迷いにくくなります。
引用元:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験 受験の手引」
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